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2013年11月

2013年11月 4日 (月)

地獄の”伊東キャンプ”再現なるか 〜11/3鴨川キャンプレポ

11月3日に鴨川キャンプに行って来ました。
後半であれば紅白戦なんかもあるのですが、行ける時に行っておかないと。いつもなら画像中心にレポするのですが、最近はあまり写真を撮らなくなっていまして・・・一番の理由は撮る方に気が取られるとなんだか集中して観られないってことですが、カメラの調子そのものが悪いってこともあります。今回はiPhoneでスナップ的に少しだけ撮って来ました。テキスト中心のプチレポです。

ブルペンでは大谷、阿部ちゃん、藤谷、黒澤の投球を見物。大谷は一番手前で投げていたので間近に球を観ることが出来ましたが、毎回毎回思うんですがいやあ本当にプロの球って凄いですよね。とんでもない球投げています。今季、炎上を何度も見ましたがこんな球投げてても打たれるんだよなぁー、プロって凄い世界だよなあーと再認識しました。この日の大谷はなんと210球!の投球。最後まで良い球投げてましたが、最後グラウンド歩いている時なんかは身体がヒョロヒョロしてました。
黒澤はシンカーやカーブなど変化球中心の投球?藤谷とともに小谷コーチから腕の振りについて指導を受けていました。藤谷は今季1軍がありえるかなーと思っていたのに果たせず、黒澤に先を越された格好。ふたりとも1軍でバシバシ投げる姿が観たい!もちろん阿部ちゃんもね。

メイングラウンドでは加藤や青松、岡田らの打撃練習を。岡田はとても良い打球を飛ばす・・・ライナーの気持ち良い打球ばかり。本人も打撃は自信無いみたいですけど、センスはあると思うんですよねー。なにかきっかけとかあれば率も残しそうなのですが。そして加藤、やはり良いなあ!左でも右でも低いライナーを飛ばします。そのままスタンド超えもありますし、打球が強い感じ。大地の打球と似ているけど大地はこの日は引っ張り専門でした(もともとプルヒッターですし)。私は「俊足巧打」タイプがとても好きなので、加藤には期待しちゃいます。青松は飛ばすよりもどちらかというとコンタクトに重きを置いた感じ?本人の中でテーマ決めているんでしょうね。
そしてやはり観客を沸かせたのは大松の打球でした。場外弾あり、外野後方のネット上段直撃ありとさすがの長打力です。あー、大松が覚醒してくれれば左の大砲に悩まなくて済むのになぁー。ひとつだけ気になったのは、ケージ2ヶ所あってひとつは打撃投手、ひとつはマシンだったんですが打撃投手よりマシンの方が明らかに快打連発。相性もあるでしょうけど・・・気になる。

いろんな選手のバッティング練習観ていて面白かったのが、伊東監督の目線絶対気にしてるよなあ、ということ。そりゃそうですよね、指揮官が見てる見てないは大きいよなあ。翔太なんかもチラチラ気にして(いるように見えた)て、なんだか可笑しかった。良い打球飛ばした時に限って監督見てなかったりね(笑)

さて、全体練習が終わった後は個々の強化メニューになるのですが、この日はサブグラウンドで翔太晃多コンビ、伊志嶺の特守。翔大はサトケンとずっと組んでスローイングの練習。捕ってから投げるまでの一連の動作を淡々と繰り返します。「お前は顔がブサイクなんだからプレーでカッコ良くしろ!」って酷い激(苦笑)。翔太良い顔つきだと思うんだけどー。その後はサード定位置で個人ノックの嵐。晃多はセカンドからのバックトスの練習。もうひたすらバックトスの練習。

サトケンと翔太 サトケンは今は1軍だから久々に翔大しごいてます
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面白かったのが伊志嶺の練習で、地面になにか投げつけている様子が遠くから見えているのでなんだろう、と思っていたら五寸クギでした。下に叩きつけるようにクギを投げて、垂直に立てばOK。腕の振りの練習なのでしょうね。3回投げつけたら清水コーチの転がすボールを受けて、スローイングの練習。「クギ投げる時と同じように投げろよ!」との声が飛ぶ中、これも黙々と練習。・・・いや、正確には黙々とではなくてコーチと賑やかに声だしながらでしたが。「お前クギ曲がってんだろが!」「まっすぐですよ、ほら!」とか「スローイング曲がってんなー、性格と一緒やなー」とか。辛い練習も明るくやれてると頑張れますよね。

こういう地道な努力を繰り返しての結晶が1軍でのプレーにつながる・・。ほんとみんな頑張ってますし、みんなマリンで躍動して欲しい。

最後、翔太と晃多が交互にノック。ノーエラー続けば終了というもの。ノッカーも受ける方もだんだん
緊迫感溢れてくるというか鬼気迫る感じになってきます。「もうここでエラーしたら終わりだ!」ってとこでふたりとも素晴らしいプレーが出たりして、終わった時の感じは変な例えですがオーケストラがどんどん盛り上がる曲調の演奏をして、最後に凄い大団円で終わる!という感じ。例えるなら「ボレロ」とかそんな。
翔太が最後は三塁線のライナーを横っ飛びで捕って終わったのですが、これがまた凄い反射神経!前から翔太の守備は打球の反応が凄いと思ってましたが、改めてプロって凄えーと思ってしまいました。このちょっと前には、どうしてもエラーしたくない翔太、前に来たゴロの半端なバウンドをなんと前にダイブして捕ったのですが、これには松山コーチはじめコーチ陣みんな大ウケ!というか私も笑ってしまいました。ノック後も「後ろの小フライとかならあるけど、前のゴロにダイブする奴は初めて観たよ!」とコーチ陣の笑いが止まらず。今思い出しても私も笑ってしまいます。そのくらい必死だったということで、こういう気持ちでノックでもボール捕ることが試合の「ここぞ」で活きるんですよね。
それにしても、特守始まって実に1時間半・・・最後まであの運動量をこなすっていうのは本当に凄いと思う。

翔太も晃多も今季あると思っていた1軍がありませんでした。来季、来季こそ観たいぞ!

ふたりともお疲れ
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翔太の脇では金澤と川本がマシンで投げられるショートバウンドを捕る練習を繰り返してましたが、金澤ってこういうタイプだったっけ?というくらい大きな声を出していました。こういう面を試合でももっともっと出してくれたら良いのになあー。(余談ですが、練習後も丁寧にファンにサインしたり一緒に写真に収まったりしていましたよ。とても感じ良かった〜)

さて、今回のキャンプは「地獄のキャンプになる宣言」が出されていたようですが、それの象徴が最後の最後にありました。立花コーチが至近距離で「ほいっ」と投げる(というか落とす?)ボールを6回連続で休みなくスイングするというもの。普通のティーよりボールが空中にある時間が短いので、すぐ反応しないといけなく、結構難しいと思います。さらに後ろ側から投げたりもしますので。すでに加藤や田村が終わり、もうフラフラ状態・・・・で最後に江村の登場。
面白いのが、コーチやスタッフ全員が江村の後ろに輪をつくってみーんな見ていること。なんか怖い。

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立花コーチが激を飛ばす中、江村が打つ、打つ、打つ!1回1回振るんじゃなくて「連続」なので、これめちゃくちゃキツイな〜。ボールが入っている箱が8箱分!おおまかに数えていたのですが1箱に6回×20=120球くらい、これが8箱なので実に900球前後です。うわー。途中で右足フトモモがつってグラウンドで悶絶する江村、しかし容赦なくティーバッティングは続けられました。にしても江村のキャラというか・・・寝ながら抱えられて水を飲む姿は悲壮感よりも面白さ満載・・・なんでこの選手はこう、面白いというかいじられやすいんでしょね。

足が、足がアァァァッ!
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途中で日も沈み、用具車がグラウンドに入って江村を照らします。まるでマンガ。監督の「今里崎はホテルで休んでるぞ!今のうちだぞ!」と声を掛けられながらも必死に続ける江村。最後までやり切った時はスタッフ、見守るファンみんなから盛大な拍手が送られました。ファンも結構な人数が残っていて、なんかこういうの良いな〜と思いました。私もその一人なんでアレですけども。
江村は打撃練習前も監督から付ききりで指導受けていましたし、期待が大きいのでしょうね。シーズン最後、1軍にいたのは田村でしたし、新人で捕手が入ってきます。江村も必死だろうなあ・・・。今季はでも本人には最高の経験を積んだでしょうし、モチベーションは最高ではないでしょうか。頑張って欲しい!

最後まで江村をコーチや監督、スタッフが見守っていた姿はちょっと感動的ですらありました。今まで他の球団含めてキャンプを結構観ていますけど、全員が一人の選手の練習を見届けるっていうのは観たことがありません。こんなところに「チーム一丸」が現れている気がします。来季のマリーンズがとても楽しみです。

その昔、ジャイアンツの長嶋政権時代に「地獄の伊東キャンプ」がありました。中畑や篠塚らが育った伝説のキャンプ。その再現なるか!(ジャイアンツの「伊東」は地名だけどね)
選手たちみんな、個人もチームも含め来季の栄光へ向けて頑張っています。怪我だけは気をつけてください!

☆怪我で参加出来ていない選手は痛いよなあ・・・みんなほんと頑張ってますもんね。特に小池・・!遅れを取ってしまっているぞ〜!
☆面白かったのが、投手、野手ともに練習の締めに逆の動作をしていること。右投手なら左投げを繰り返し、右打者なら左でスイングしてから終わっています。バランスを取っているんでしょうね。今まで気が付かなかっただけかも知れませんけれど、これもこのキャンプからの気がします。

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