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2012年8月26日 (日)

上を目指す高校球児達の戦いはもう始まっている 浦和マリーンズvs亜細亜大学観戦レポ〜番外編〜

試合レポに続いて、球場紹介など番外編です。
マリーンズとの試合以外に、なんだか感慨深い光景を見てしまいました。

亜細亜大学グラウンドはJR五日市線武蔵引田駅から徒歩10分ほどの所にあります。初めて行ったのですが、緑に囲まれたのーんびりした田舎の駅という感じ。こんなところに亜細亜大学日の出キャンパスがあるのですね。ちなみにイオンモール日の出が目の前でした。
キャンパス(といっても運動施設が基本のようですね)そのものも広くて、緑が多いです。

球場はバックネット裏から1・3塁ベンチ前あたりまでコンクリ造りで、ベンチ椅子の観客席が作られています。思ったより立派な客席設備でした。雰囲気としては明大グラウンドと似ています。亜細亜大学の方は屋根がないので、直射日光が直接当たります。

帰り際に撮ったので夕日がまぶしい
Dscf2009

1塁側客席
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ネット裏から3塁側
Dscf1997

グラウンドは両翼105m、中堅120mの立派なサイズ
Dscf1870

ブルペンは1・3塁それぞれ後方外側にあります
Dscf1896

大学の好意でレモン水が用意されていました 嬉しいですねDscf1980

フェンスにはASIA UNIV.の文字
Dscf1953

練習として考えると環境は最高ですね〜。郊外にグラウンドがあると広く使えます。
このグラウンド、キャッチャー後方ファウルエリアの上までネットがかかっています。なので打ち上げたキャッチャーフライはみんなネットにかかる。これだと公式戦は出来ないのかなあ?どうなんだろ。

さて、試合観戦中に3塁側になにやら大学生にしては初々しい一団がいるなあ、と思っていました。

若い集団
Dscf1935

ボールボーイや裏方をこなしている一年生はいるし、なんだろう・・・と思っていたのですが、とある選手の帽子を見ると「照屋」って書いてあります。んん?照屋?そして頭をよぎったのが、この夏の甲子園に出場した浦添商業の照屋投手が亜大進学を固めた、という記事・・・・あれれれれ、あの照屋君かあー!顔も間違い無いです。ということは、来春進学予定の選手たちがもういるのか!甲子園終わったばかりなのに大変だなあ・・・遊ぶ暇ないじゃん、と(笑)

みんなぞろぞろと試合途中で抜け、サブグラウンドでアップを始めました。

Dscf1976

試合後、野手はグラウンドに戻りフリーバッティングが始まります。

Dscf1992

球場を後にするマリーンズ選手たちをよそに、スタンドに居残って練習を眺めていたらマネジャー?のキリッとした男の子がやってきて、「新入生のリストです」と、A4の紙を渡してくれました。それには「セレクション参加名簿」と記されていました。ああー、セレクションかあー。ということは、何人か落とされちゃう選手もいるの??うわあ、厳しいなあ・・・。

先輩はみんなグラウンドに散り、フリーバッティングの打球を受けます。バッティングピッチャーも先輩。こ、これは緊張するだろうなあ・・・・やはり中には緊張のせいか、打球が全然前に飛ばない選手も。ああ、頑張れ!!落ち着け落ち着け!!こっちがハラハラします。ケージに入る時に、「☓☓高校の◯◯です!」と言ってからバッティング始めるんですよね。
なんだか、私が高校に入学して野球部に練習参加した時の事を思い出しました。右も左もわからず、先輩もなんだか怖く見えて・・・みんな緊張してんだろうなあ。ましてやセレクションとなったらますます・・・これからの野球人生に関わるもんなあー。

ブルペンでは投手が投球練習をしています。
Dscf2003

ブルペンは真後ろにも行けるのですが、みんな高校生なのに凄い球投げる。私が観た3人は甲子園に出場出来なかったのですが、これでも甲子園行けないのか・・・。

リストの中には大阪桐蔭の選手もいて、たった二日前に全国制覇を成し遂げたばかりです。今日ここにいるということは、前日には東京入り・・つまり優勝翌日には上京したということ。余韻に浸る暇もないですね。もちろん甲子園に出られなかった選手もいますから、”夏”が終わって一ヶ月以上経っている選手もいますけれど、みんな苦しい3年間を終えたのにまた次へのステップが待っていて、それはもう始まっている。「次」を、「上」を目指す選手たちの戦いは高校野球が終わってもこれからまたスタート・・・。野球をしている人間の必死さ、厳しさを垣間見た気がしました。

「野球で進学出来るんだからこのくらいの努力は当たり前だ」という声もあるかとは思いますが、それでも大変な世界ですよ。亜細亜大学に入れるってことは高校球界では抜きん出た実力がないと無理でしょう。実際、リストには甲子園に出ていないまでも注目選手として名前を知っている選手もいました。それで無事入学出来たとしても、ベンチ入り出来る人数には限りがあります。みんなまた競争にさらされる。

なんかね、みんな頑張って欲しいなあ〜と。そう思いました。怪我で諦めたりとかもしないで欲しいなあ〜とも。
もともとはマリーンズ対亜細亜大学の試合をのんきに観に来た訳ですが、思いがけず貴重な場面を観る事が出来ました。

ああ、これは神宮に大学野球も観に行かないといけないな〜!

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コメント

日の出町とはまた草深いところに…。まあ更に草深い下野国出身者が言えたことではないのですが(岡田選手の出身地(塩谷郡高根沢町)から車で4,50分の茨城との県境の町、イメージとしては“超・接近戦”でおなじみ?の小鹿野町くらい)。そのくらいの土地でないと練習場所が確保できないのでしょうね。リーグ戦に参加するときは神宮まで行くのが大変そう。両翼105m、中堅120mなんて浦和球場(両翼95m、中堅122m)より大きいではないですか!

「高校野球では1つ勝ち進むごとに、セレクションに応募可能な大学や実業団の数は段違いに増える。成績に関わらず大学や実業団の方から声をかけてもらえる生徒もいるが、それはほんの一握りで、単にレギュラーというだけでは、応募資格にかなうように1つ1つ勝ち進んで行かなくてはならない。つまり、部員各人の進路の幅は互いの肩にかかっているのだ」というようなことが『松坂世代』という本の木佐貫投手を取り上げた章に書いてありました。仲間は競争相手でもあり、共同体でもあるんですね。仲間のため、自分のため、休む暇もくじける暇もないでしょうが、怪我等せずに力を伸ばしていってほしいです。

「もし自分が高校生の野球エリートだったらどこに入りたいか」を考えてみましたが、基本的には12球団OK、できれば「組織における個々の役割」をみっちりたたき込まれるチームがよいです。野球選手として普遍的にやるべきこと・やってはいけないこと、ポジションやプレイスタイルごとのやるべきこと・やってはいけないこと、自分のやりたいスタイルと、それぞれの局面で要求されることとの折り合いのつけ方。自分を抑えて要求に沿うのか、自分の持ち味を生かしながら要求に沿うのか。それらが身についていない人が多い、あるいは知っていてもおざなりにしているチームに入るならば、むしろ大学か社会人に進んだ方が身体も実力も鍛えられそう。

投稿: ぷりな | 2012年8月27日 (月) 17時39分

>ぷりなさん
コメントありがとうございます。

私は日の出町自体知らなかったのですよ・・(そういえばイオンモール日の出って聞いたことがあるなあと思いだした程度)。神宮は遠いなあと私も思いました。2年くらいまえに亜大のバスが故障してみんな途中から電車乗り継いで疲労困憊で神宮にたどりついた、っていうのがありました。それにしても両翼105mと言うのはなかなか無いですよね。
「強豪校のレギュラー」って言うのは狭い世界ではとても凄いことですけれど、全国で見たら毎年数百人数千人がそれに当たります。亜大以外にも強豪大学や社会人チームはありますが、それでも受け皿は少ない。その中で声を掛けてもらえる存在になるのは凄いことです。
>仲間は競争相手でもあり、共同体でもある
ここが団体スポーツながら実際は個人対個人が基本の野球というスポーツの特殊なところですよね。
「野球エリートならどこに入りたいか」面白いですね!ぷりなさんの希望する内容ならファイターズかな?私はなら・・もちろん12球団OKですが(笑)解雇までの平均年数が長い球団が良いですね。裏を返すと少数精鋭なチーム。育成をやたら抱えていたりは嫌だな・・・プロに入る選手って実力はさほど違いがないので、後は指導者との出会いとかが大きいと思うので。観てくれるチャンスは長い方が良いです。
適当な球団に入ってしまうなら、社会人とか大学の方が、って私も思います。正直、マリーンズの育成選手の扱いを観ているとその意味ではマリーンズは避けたい部類かも・・・(言ってしまった)

投稿: BJ | 2012年8月27日 (月) 20時16分

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