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2011年10月24日 (月)

パ・リーグ新人王争いはどうなる?【改訂版】

パ・リーグ全試合が終了したことで、新人王候補達の成績も確定しました。
8月に「パ・リーグ新人王争いはどうなる?過去の新人王の成績は・・」というエントリーで”途中経過”に触れました。記事内容は被りますが、「改訂版」という事で再度取り上げたいと思います。

(追記:コメントにて浅村の成績を言及していただき、大幅に加筆訂正いたします。ご指摘ありがとうございます!太字は追記分です・・・浅村ごめんなさい!)

前に挙げた新人王候補の内、残ったのは伊志嶺(M)、浅村(L)、牧田(L)、塩見(E)に絞られたと言ってよいでしょう。
前回は投票記者のご乱心に不安があると書きましたが、いくらなんでもさすがに斎藤佑樹はないでしょうし、浅村(L)は失速、岩嵜(H)、大谷(M)も数字が伸びませんでした。

改めて候補三人四人の成績です。

伊志嶺(M)

打率 試合 打席 打数 安打 2塁打 3塁打 本塁打 得点 打点 三振 四球 死球 犠打 犠飛 盗塁 併殺打 出塁率 長打率 得点圏打率
.261 126 492 422 110 16 6 2 52 21 77 30 13 27 0 32 3 .329 .341 .234

浅村(L)

打率 試合 打席 打数 安打 2塁打 3塁打 本塁打 得点 打点 三振 四球 死球 犠打 犠飛 盗塁 併殺打 出塁率 長打率 得点圏打率
.268 137 498 437 117 17 3 9 48 45 52 37 3 18 3 7 8 .327 .382 .294

牧田(L)

防御率 試合 投球回 完投 試合当初 交代完了 勝利 敗戦 勝率 ホールド セーブ 打者 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 失点 自責点
2.60 55 127 2/3 2 8 43 5 7 .417 1 22 510 105 5 86 16 9 39 37

塩見(E)

防御率 試合 投球回 完投 試合当初 交代完了 勝利 敗戦 勝率 ホールド セーブ 打者 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 失点 自責点
2.85 24 154 2/3 4 20 0 9 9 .500 0 0 638 144 14 113 34 2 53 49

・・うわあ、見にくいかも!すみません。

伊志嶺は打率、出塁率が共に大幅に下がったのが痛いですね。統一球の影響も考慮しなくてはなりませんが、打率が.260台というのはちょっと低い。マリーンズ内では立派な成績ですが、パ・リーグ全体で見ると”普通の”成績になってしまいました。リーグ4位の盗塁32は素晴らしいですが、他にはリーグ5位の三塁打、8位の犠打くらいしかアピール材料がない・・・。へんとう炎で離脱するまでは打率3割近くをキープしていただけに、返す返すも惜しまれます。併殺が3というのはかなり少ないですが、・・・さすがにアピール材料とするには弱い(苦笑)

浅村は中盤失速したものの最後に来て盛り返し、最終的に伊志嶺と競る成績となりました。浅村は私個人的に斉藤彰吾と並びライオンズ期待の選手で、今年はポスト中島を睨んだ起用と合わせ注目していました。出だしは素晴らしかったのですがね〜。浅村は年齢は伊志嶺より2つ下ですが、高卒3年目つまりプロ3年目という事と、盗塁数を考えると伊志嶺が若干有利かな?しかし「どんぐり」であることは否めませんね・・。

そうなると俄然可能性が高まるのは牧田。実は牧田は私の中ではシーズン当初からずっと新人王大本命でした。セーブ数はリーグトップ37の武田久に15差の22ですが、なんせシーズン途中からのリリーフ転向です。それまでは先発で勝ち星には恵まれませんでしたがいつもロングイニングをしっかり投げていました。8試合先発、うち完投が2は大したものですよ。懸念としては、このようなパターンの新人が過去いなかっただけに記者がどういう評価をするかですが、ライオンズがAクラス入りしCSまで進んだ事は大きなポイントとなるでしょう。間違いなく牧田の活躍が無かったらAクラスはありえませんでした。貢献度で言えばライオンズ投手陣MVPと言っても良いかと個人的には思います。

塩見はひとつの目安となる10勝に届かなかった事が悔やまれます。それでも9勝は立派なもので、負けも9敗と差し引きゼロですが、イーグルスの借金が5とマイナスであることを考えると誇って良い数字かも知れません。イーグルス投手陣の中ではマー君と二人のみが規定投球回数に達しており、チームに対する貢献度は高いでしょう。

前の記事でも触れましたが、2007年はBs大引(Bs)が

126試合 444打席394打数108安打 本塁打2 盗塁3 打率.274 出塁率.329

の成績を残しました。伊志嶺と良く似た数字です。しかし盗塁が決定的に違いますので、打率は低いですが伊志嶺の方が上だと言えるでしょう。しかし、この時は田中マー君に新人王をさらわれました。マー君の成績は

28試合 11勝7敗 防御率3.82

でした。これから考えると塩見よりは伊志嶺と言えそうです。
しかし、チーム成績に貢献してこその野球選手という前提も踏まえ、チームを3位に押し上げた牧田がやはり本命・・・だと私は考えます。ポストシーズンゲームで活躍したら文句なし、ですかね〜。

しかし、牧田に限らず伊志嶺、塩見、そして浅村や大谷、岩嵜も立派に1軍で成績を残しました。みんな来季以降が楽しみですね。新人王が誰であっても、祝福しましょう!


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コメント

投票する記者は、かなりファンの常識とずれています。斎藤に投票する人も、それなりにいると思います(最多にはならないでしょうけど・・・)。
票が割れるのは、間違いなさそうですね。
やはり本命が牧田、対抗が塩見、その後が斎藤と伊志嶺でしょうか・・・

伊志嶺は、れっきとしたレギュラーですが、記者のロッテに対する認識度は低いので、斎藤と同じくらいの票数になると考えます。
オールスターで、斎藤が中継ぎで2試合登板したというだけで車をプレゼントしたマスコミです。野球をよく見るファンの常識とはかけ離れたことを平気でやりますから、それなりの票数を入れるでしょう。

最終戦の観戦レポにもコメントを書いたので、見てください・・・

投稿: 大阪の一ファン | 2011年10月24日 (月) 22時56分

水を差すようで申し訳ない

浅村栄斗
437打数117安打
打率.268
HR9
盗塁7
出塁率.327
(10月は打率.500失速??)
これで同じ野手で比べても新人王いしみねだったらビックリですよ
牧田を押したいが社会人からの人間だし、浅村は資格ありも高卒3年目。
よって先発9勝した塩見で決まり。
震災地補正が入らなくても素晴らしい成績と思うよ。
いしみね推したい気持ちわかるがね…
ロッテ内MVPはあげてもいいけど…

投稿: ちょっと待ってよ | 2011年10月24日 (月) 23時20分

>大阪の一ファンさん
コメントありがとうございます。

投票する記者の感覚、おっしゃるようにかなり一般とズレがありますよね・・・これが最大の懸念なんですよね〜。何しでかすか怖いんです。「プロ野球を盛り上げた」と言って斎藤佑樹の可能性も否定出来ない・・・。実際に数票でも必ず入るでしょう。しかし、ここは冷静に観てもらうように祈るしかありません(なんでこんな変な心配しなくちゃならんのだ・・・)。メジャーでは投票権を持つ記者は凄いプライドがあると聞いた事があります。日本とはその辺の「文化」度が違いますよね。
納得の行く投票をお願いしたいです、ほんとに!たのんまっせ〜

投稿: BJ | 2011年10月25日 (火) 01時04分

>ちょっと待ってよさん
コメントありがとうございます。

いやいや、水を差すなんてこと全くないです!ご指摘ありがとうございます。追記修正しました。まぁ言い訳なんですが、浅村はかなり期待していただけに中盤の失速ぶりが残念で・・・10月は5割だったんですね、それも含め完全に「見落とし」ました。浅村本人にも(もちろん読んでないけど)失礼なことをしてしまいました。
さて、塩見予想ですか!これも一理ありますね〜。でも私は牧田で行って欲しいなぁ・・・。ただ、先発→抑えというパターンが今まで無いだけに、それを記者がどう評価するか。さてどうなるか、見ものですね!

投稿: BJ | 2011年10月25日 (火) 01時11分

こんばんは〜

新人王ですか・・

どうなんでしょうか。

浅村と伊志嶺は確かに甲乙付けがたい・・

伊志嶺は盗塁数でリード、浅村は本塁打、打点でリードって所でしょうか。

素人質問ですみません・・浅村と伊志嶺の守備面の貢献度はどのくらいなんでしょうか?


塩見はイメージ的に後半勝ちを伸ばしてきたイメージあるのですが、

牧田同様シーズン通して働けたのでしょうか?

でも規定回数投げているのは大きいですね。

牧田も結構回数投げているんですね!

途中からとはいえイメージ的に抑えのイメージがあったもんで・・


新人で先発途中から抑えといえば90年のカープの佐々岡がいましたね。

あの時は超ハイレベルな新人王争いで佐々岡は13勝もあげましたが、

最優秀救援獲得した与田にはまったくかないませんでした。

佐々岡も17セーブあげてましたがやはり途中転向は不利ですしタイトル取ってますしね。


ポストシーズンの活躍も含まれるのであれば、

牧田の可能性が出てきましたが、

それもチームが勝って牧田が投げられるチャンスあってこそ。

そういうポストシーズンの見方もあるんですね。


投稿: 荻野もっくん | 2011年10月27日 (木) 00時39分

>荻野もっくんさん
コメントありがとうございます。

うーん、伊志嶺と浅村の守備での貢献ですか?伊志嶺は外野手としてかなり安心して観ていられましたし、今までのマリーンズの外野手からすると明らかに貢献しています。浅村は主にファーストとレフト、レフト守備は本来内野手でしたからとても上手いとは言えず、貢献度で言うと難しいですね。
塩見は確か5月からの1軍でしたが、それからはシーズン通して投げていますからその意味ではしっかり働いています。
新人で先発→抑えでは佐々岡がいましたか〜、確かにそうですね!与田は頭から抑えでしたから、そうなると不利ですね・・・佐々岡の13勝はリリーフでの勝ちが多かったと思いますし、その辺の数字は過小評価されてしまったかも知れませんね。
心情的には牧田に獲って欲しいなあ・・・。

投稿: BJ | 2011年10月28日 (金) 00時11分

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