« 期待させられただけにガッカリ F5−4M | トップページ | 荻野貴司に外野復帰構想だとう? »

2011年6月30日 (木)

サブローのトレードに関して思うこと

一日経ちましたが、サブローのトレードについて記しておこうかと思います。
どうにも言いたいことの半分も言えていない気がしてもどかしいのですが、今はこういう風にしか書けない。でも書いておかないと。

~~~~~~

サブローはマリーンズのユニフォームのまま野球人生を終えるのかと思っていました。
まさかこんな事が起こるなんて。しかもシーズン途中で。

トレードはプロ野球選手には付きものではあります。しかし、こんなタイミング、こんなやり方でサブローにトレードが振りかかるとは思わなかった・・・今回の球団のあからさまな「サブロー排斥」の姿勢にはワザとファンを煽っているのではないかと思わせるほどの悪意すら感じます。

石川球団運営本部長の「生え抜きというのは関係ない」というこの言葉・・・選手に対してはもちろん、ファンへの配慮も感じられないこの言葉には怒りを通り越して笑ってしまいます。

生え抜きであろうが移籍であろうが、マリーンズに所属する選手はもちろん応援します。でも入団からマリーンズ一筋の選手に一段と深い想いを抱くのは当然の事でしょう。その想いを慮る事の出来ないフロントには失望と軽蔑の気持ちすら覚えます。

2004年の合併問題の時にオリックスの宮内オーナーは「野球だってビジネスだから」と言いました。しかし、普通のビジネスと違うのは野球は公共文化財だと言う事。簡単に言えば「ファンがいるビジネス」という事です。
球団・選手・ファンの三位がそろってこそのビジネスで、当然ながらどれが欠けても「プロ野球」にはなりません。

しかし球団経営陣はファンの存在を忘れているか軽視しているかとしか思えない。

今回のサブロートレードは「若返り」と如何にもとってつけたような理由が添えられましたが、代わりに来る工藤が30歳という事を考えると誰もこれを信じる人はいません。一部の報道などによるとフロントからは煙たがられる存在でもあったようですし、何より1億3千万とされる年俸と成績を天秤にかけての決定だというのは容易に想像出来ます。

古くは横浜ベイスターズのベテラン一斉解雇に始まり、近年では野球界でもドライな選手切りが行われるようになってきました。最近ではファイターズが、高橋信二に代表されるように続々とチーム方針に合わない選手(金銭面も含めて)を放出しています。でも、これらそれぞれもまだ納得しようと思えば出来たのですよね。
しかし今回に関しては納得するのは難しい。マリーンズ打線の今の現状を見ると居場所はまだあった筈です。

マリーンズは球団として「赤字削減」が至上命題、その為の瀬戸山社長招聘である訳だけれど。フロントにとって都合の悪い選手(金銭面でも運営面でも)をこれみよがしにシーズン途中で首を切っておいて(あえてこういう表現にしますが)選手たちに恐怖政治をみせつけ、ファンの反感を買う・・・こんなやり方のどこにどんなメリットがあるのかがわかりません。
何より、いろいろ問題はあったのかも知れないけれど、ここまでマリーンズという球団に貢献して来たサブローの心中はいかばかりか・・・。失望感と裏切られたという思いで一杯なのではないでしょうか。

チームの「顔」と言えるべくサブローをこういう形で放出するということは、つまり選手たちに対しての「宣言」だと受け取って良いと思います。何があるかわからんぞ、と。
こういう状況を見ている選手たちは、果たして球団に対して信頼感を持ってプレー出来るのか。自分の将来が疑心暗鬼にならないか。「何かあったら守ってくれる」ではなく「何かあったら出される」で最高のパフォーマンスを発揮出来る事が出来るのでしょうか?それが一番心配です。
子供の理想だと笑われるかも知れませんが、選手からも愛される球団であって欲しい。
このチームのスローガンが皮肉にも「和」。球団幹部自らスローガンを反故にしていると言って構わないでしょう。(その意味で、札幌では選手たちが良く勝利しました。プロの精神力の賜物ですよね)

~~~~~~

サブローと言う選手。
はっきり言ってしまうと、私はサブローの野球選手としての技術は好きでしたが、選手としては余り好きではありませんでした。何を考えているかわからない表情、度重なる怪我の所以だとは言え守備、走塁での緩慢ぶり。当ブログでも何度か言及したことがあります。
しかし、サブローはとにかく「ロッテらしい」選手だった。

ウチのヨメはマリーンズファンになって8年程ですが、前に聞かれた事があります。「サブローって何でこんなに人気あるの?」と。
「サブローはね、ファンにとってみると特別なんだよ。俺だってブーブー言ってるけどやっぱり憎めないんだよ」と答えた覚えがあります。

入団から「サブロー」とイチローの二番煎じも良いところの登録名に「ええー」となり、背番号の36の洒落に笑い、ショートに挑戦したかと思えばいつの間にか外野守備のスペシャリストになり、突然長嶋氏に絶賛されたかと思えばやっぱりレギュラーを取れず、復帰したボビーに背番号を奪われたり、突如として4番に座って大活躍してみたり、五輪日本代表チームに選ばれてシレっとスタメン奪い、牽制で刺されたりする。3盗しただけで太腿肉離れを起こし、気がついたらあれ程の堅守を誇った守備が急激に劣化。ポカミスもあれば球場を熱狂させるタイムリーを放つ。
ああ、なんてロッテな選手!

こう思い返してみると、どう評価したら良いかやっぱりわからなくなる選手なのですが、やっぱりサブローの事は好きだったんだなあ、と思える。
ずっとマリーンズにいると思っていたからこそ、ああだこうだ言えたのだな、と。
「ロッテ」という球団を象徴していたかのような選手だなあ〜と。

もちろんね・・・このままであればサブローの居場所は無くなりつつありました。しかし、清田が骨折、テギュンが帰国という状態でサブローを今、手放す必要があったのか。
トレード要員になる可能性も考えられましたけど、何故シーズンオフではいけなかったのか。

これからは好きな選手でも、「いつかいなくなるかも」と思いながら応援しなければならなくなるかも知れない。そんな思いで応援するのはたまらない・・・。
今江もマリーンズに居てくれるよなあ、と思っていましたが、どうなるかわからない。

それでも、「千葉ロッテマリーンズ」はやっぱり応援します。
フロントはフロント、選手達は選手達ですしね。(結局ファンを辞められない、というのを見越している気もしてそこが凄い嫌なんだけど)
でも、おかしいと思ったことに声を上げる事は大事だと思う。従順なだけのファンなんて嫌です。そこまで馬鹿にされたくない。
でもそれは、2009年のような行動の事を言っているのはありません。
ファンだってフロントを厳しく観なくてはならないと思います。どういう事をして、何を求め、何を得ようとしているのか。
そういう批判的な視線を持ち続ける事も大事だと思います。せめて、ブログで批判するくらいはしたい。

~~~~~~

やってくる工藤が一番辛いかも知れませんね。背番号「3」はとても重いと感じるでしょうし。でも、もちろん歓迎しますよ!ファイターズ時代から好きな選手でしたしね!初めて観たのがマリンでだったのですが、良い選手だなあ〜と思って、ジャイアンツ移籍後もとても気にかけていた選手です。
工藤にはマリーンズで活躍して欲しいですし、何よりサブローにはジャイアンツで活躍して欲しいです。日本シリーズや交流戦で痛い目にあわされるくらいの活躍を期待したいところです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ

人気ブログランキング

|

« 期待させられただけにガッカリ F5−4M | トップページ | 荻野貴司に外野復帰構想だとう? »

コメント

奥様とのそのお話、いいですね。ロッテらしい、本当にロッテらしい選手でした・・・。大好きな選手ではなかったかもしれませんが、「いて当たり前」の、自慢できる選手だったのは確かです。私の彼女もショックで仕事にならなかったようです。

ジャイアンツで頑張れと、こんなこと言いたくないですが、でもフロントを見返してほしいですね・・・。

投稿: tomten | 2011年7月 1日 (金) 16時16分

今回のトレードは本当に他球団を応援する私にも驚きでした。
我がライオンズファンも選手がFAやら戦力外で去って行く悲しい思いは何度もしてますが、看板選手と思っている選手がトレードほど何だか悲しいものもないですよね。
その上、球団からの発表コメントががっかりさせられるものだとなおさら。
うまくいい表せませんが、“ああ、なんてロッテな選手!
”という表現に愛着が凝縮されている気がして、ファン心情がよく伝わってきました。

投稿: maddog31 | 2011年7月 1日 (金) 16時27分

管理人様に本当に同感です。

失って改めて大事な存在だった恋人のようです。
トレードの発表から、ずーっと恋人と別れたあとのように、心が前を向きません。

本当にそんな不思議で大きな存在でした。

これからもサブローのユニを着てマリーンズを応援します。
ロッテではなく、マリーンズというチームを応援していきます。
マリンには当分行きません。
グッズも買いません。
行くのは、ビジター専門にします。

せめてもの抗議です!
でも辞められません、ファンを・・・
いっそ辞められたらすっきりするのに。

投稿: 多摩リーンズ | 2011年7月 1日 (金) 17時02分

>tomtenさん
コメントありがとうございます。

本当にロッテらしい選手でしたよね…良くも悪くも。
いて当たり前と思っていたのは甘いのかも知れませんが、まさかこんな形で、と思うばかりです。せめてもっと良い形だったら…と残念でなりません。
ジャイアンツで頑張れ、ってやっぱり複雑ですよね。でも頑張って欲しいですね。レギュラー奪って欲しいな…!

投稿: BJ | 2011年7月 1日 (金) 17時53分

>maddog31さん
コメントありがとうございます。

ライオンズも最近は主力の放出が相次いでますもんね…赤田トレードの時と少し似ているかもしれませんね。
今回の件はサブローに対してリスペクトが感じられるトレードの仕方だったらまだ納得と諦めも出来るのですけど…
いろいろとがっかりもさせてくれる選手だったりもしましたが、やっぱり必要な選手でした。

それだけに、球団のやり方が…やっぱり酷いですよね。失望です。

投稿: BJ | 2011年7月 1日 (金) 17時59分

>多摩リーンズさん
コメントありがとうございます。

本当に失って初めて存在の大きさに気づくなんて…もう遅いのですよね。
札幌の試合もやっぱり淋しさを抱えたままの観戦でした。

ホームにマリンに観戦にいかないのも一つの抗議だと思います。
ほんと、いっそファンをやめられたら楽だとも思うのですが、やっぱり出来ません。そういう心理も見透かされてああいう態度に出られている気がしてまた腹立たしいです。

でも、気持ちが落ち着いたらまたマリンで応援しましょうよ!今いる選手達をホームで応援しましょう!
時間はかかるかも知れませんが、いつかマリンにいらっしゃること、お待ちしていますよ!

投稿: BJ | 2011年7月 1日 (金) 18時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1347584/40608384

この記事へのトラックバック一覧です: サブローのトレードに関して思うこと:

» さらば(とは断固として言いたくありません)サブロー、ようこそ工藤隆人 [いすみマリーンズ]
サブロー選手と読売ジャイアンツ・工藤隆人選手プラス金銭でのトレードについて サブ [続きを読む]

受信: 2011年6月30日 (木) 23時13分

« 期待させられただけにガッカリ F5−4M | トップページ | 荻野貴司に外野復帰構想だとう? »