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2011年3月 9日 (水)

育成選手の目標を奪うな 〜現有戦力で抑えを!

マリーンズが抑えとして新外国人投手調査に乗り出すそうですね。

助っ人守護神探す!マクローリーら故障で緊急補強(スポーツ報知)

 ロッテが、抑えを任せられる新外国人選手の緊急補強に乗り出すことが7日、明らかになった。阪神へFA移籍した小林宏に代わる新守護神と期待されたマクローリーや内は故障で開幕2軍が濃厚。石川球団運営本部長は「抑えは待っていられないから探している。(支配下選手の)最後の1枠で外国人を獲りにいく」と方針を説明した。

 誤算続きだった。最速161キロを誇る本格派右腕・マクローリーは、右肩の違和感を訴えて春季キャンプ中盤から別メニュー調整で2軍落ち。右足首を故障した内も、開幕前の復帰は厳しい状況だ。石川本部長は「マクローリーは素材はいいけど、まだ時間がかかる」と判断。なるべく早い時期に編成担当者を調査のため米国に派遣する。

 昨季の開幕時は、右肘痛で出遅れた小林宏に代わり、薮田が抑えを務めていた。遠征先の大阪市内のホテルで西村監督は、「そこ(補強)は球団にお願いしていかないといけない。ただ、いなければ誰かがカバーする。代わりの選手が、絶対にやってくれると思う」とやりくりに自信をみせた。


うむー。内の怪我が一番の誤算なのですが(内、こういうチャンスをモノにしないと!)、抑え不在は当初から判っていた事で・・・個人的に全く期待していなかった(外国人は投げてみないとわかりませんから)マクローリーは未知数でしたし、内の手術だってオフから判っていたこと。
何故今になって新外国人を?

私が一番懸念するのは、支配下枠が埋まるという事イコール育成選手の支配下登録がなくなる、という事。
もちろん金銭トレードによって枠が空く事は可能性として無いわけではありませんが、もし支配下枠が埋まってしまうと、今期中の育成選手の支配下登録はありえない事になってしまいます。
育成選手の最大の目標はもちろん1軍で活躍することでしょうけれど、それには支配下登録されないことには始まりません。
その可能性が無いとなったら、この1年をどうやって過ごせばいいのか?
ひいては支配下登録の可能性がゼロなのに育成制度で選手を抱えている球団の意義すら問われる事になります。育成1年目の選手が多いならともかく、3年目を迎える選手が6人もいる状況なのですよ。

西村監督のコメントからは編成に対する配慮も感じられ、監督の真意は「(現状の選手の)誰かがカバー」と言うところにあると受け取ることも出来ますし、そう信じたい所ですが、石川球団運営本部長のコメントからは枠をフルに埋めるという意思がはっきりと感じられます。
まだ獲得も決まっていない段階ではありますが、私はこれ以上の補強は断固として反対します。

・・では、どうしたら良いのか。現有戦力でカバー、それ意外にありません。
候補としては良く言われていますように、薮田、伊藤が適任かと思います。
そこで去年の二人の成績を抜粋すると、意外な事に非常に似通っています。(WHIP:1イニングで何人の走者を出したか)

薮田 投球回数65回2/3 被安打59 被本塁打9 与四死球25 奪三振57 暴投2 WHIP1.23
伊藤 投球回数64回2/3 被安打55 被本塁打2 与四死球28 奪三振65 暴投2 WHIP1.25

あれ、殆ど同じですね。(なお、中継ぎはショートイニングしか投げないので結果が動きやすい防御率は除外しました)
薮田の方が安定感がやや上回るイメージがあったので、意外でした。
こうなると薮田の被本塁打が多いのが気になります。
抑えは三振を奪えるか、四球を出さないか、余計な走者を出さないか(つまりバットに当てられないか)が重要だと私は思っているのですが、ここまで似通うと被本塁打の差で伊藤でしょうか。年齢の問題もありますし(連投という観点を含めて)。
ここはこの二人でカバー、内の状態が上向いてきたら+内、というのが理想かなと思います。

他に候補はいないのか?
投手陣を見渡して見ると、私としてはペンを推したい。
ストレートは早いですし、ナックルカーブが決まればかなり有効ではないかと。
ペンの成績は

ペン 投球回数46回1/3 被安打45 被本塁打6 与四死球18 奪三振27 暴投0 WHIP1.32

ここで、抑えの話なので、奪三振率、与四死球率、被本塁打率を1イニングあたりに換算し、もう一度WHIPを併掲してみます。

薮田 奪三振率0.87 与四死球率0.38 被本塁打率0.14 WHIP1.23
伊藤 奪三振率1.01 与四死球律0.43 被本塁打率0.03 WHIP1.25
ペン 奪三振率0.58 与四死球率0.39 被本塁打率0.13 WHIP1.32

こうしてみると伊藤が一番適任に感じます。少なくとも三振を取れる。
空いた中継ぎはヤマテツの台頭に期待したいですし、上野、そして復活を是非期待したい荻野忠にも担って欲しいです。
個人的にはペンの抑えを観てみたい気もします。ハマると面白いと思うのですが。去年は途中加入でしたし、成績の向上を期待出来ます。ペンが抑えだとしたら、先発を大嶺や香月、吉見、晋吾達で埋めて欲しい。結果がどうも出ていない坪井、木村らにも奮起を期待したいです。

要は、新外国人を取りに行くくらいなら、現有戦力でカバーした方が良いのではないか、と言う事。新外国人の方が未知数ではないか?と思うのは素人考えでしょうか。
これからのマリーンズの将来を見据えた上でも、今いる選手達の可能性に賭けた方が得策だとも思います。

間違っても一部報道で可能性が指摘されているクルーン獲得、なんて愚は犯して欲しくありません。

もう一度いいます、育成選手の目標を奪うな。
抑え不在はチームでカバーを!


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コメント

「育成選手の目標を奪うから、戦力補強しない」
などとは本末転倒もいいところ。
ただし、今の育成選手に内や伊藤並みに活躍が見込める選手がいるとなれば話は別。

投稿: ph | 2011年3月10日 (木) 18時38分

>phさん
コメントありがとうございます。

確かに球団の本来の目的である、1軍でペナントレースを戦うという観点から言えば本末転倒ではあります。それはその通りでしょう。
ただ、私は今になって補強という考えが安易に思えて気に入らないのです。
それと、これはいつか書こうと思っているのですが、私は「育成制度」のあり方について非常に疑問を持っています。
現状では「使い捨て」にしか見えません。
育成選手とて最終的には1軍で戦力となる為の球団の財産の筈。それを完全に飼い殺しにしてまで新戦力を補強する必要があるとは私個人はどうしても思えません。
(2軍の数合わせの為、という議論はここではなしです)

とはいえ、いろいろな方の意見、考え方は非常に参考になります。いろいろ考えさせられますね。

投稿: BJ | 2011年3月10日 (木) 19時20分

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