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2011年2月15日 (火)

【他球団ニュース】スワローズ館山にプロフェッショナルを見た

今日はマリーンズのニュースもぽちぽちありましたが、記事を読んで感心というか、感銘を受けましたのでたまには他球団ニュースを。

スワローズ館山選手のブルペンでの練習方法が紹介されていました。
ちょっと長いのですが、全文引用します。

館山 成長の原点は“遊び”がないバーチャル・ブルペン(スポニチ)


 ヤクルトの館山昌平投手(29)のブルペン投球には、遊びがない。肩、肘の手術を経験した右腕にとっては、練習とはいえ1球も無駄にはできないのだ。14日にブルペンで投じた115球も1球ごとに捕手からサインが出された。イニングやアウトカウント、打者の左右なども想定したバーチャル・ブルペンこそが、ツバメの右のエースへと成長した館山の原点でもある。

 進行状況とサインが、捕手から館山に1球ごとに伝えられた。「右打者、2死一塁でカウント1―1。外にスライダー」。仮想の打者はスイングはしない。結果は三振か四球だけ。予定人数を抑えきればグラブを置いて室内へ戻り、イニング間を想定した休憩を挟む。他の投手の倍以上の時間を要する館山のブルペンは、常に実戦を想定したバーチャル空間で行う。

 「6年前からシーズン中もずっとそう。肩に続き肘のじん帯も断裂しメスを入れた。人よりも投げる肩と肘の体力がない」。09年5完投。昨年はリーグ最多の4完封と鉄人のイメージさえあるが、手術を経験した患部は爆弾を抱える。「練習から1球も無駄にはしたくない」気持ちから実戦想定の投球を導入。限られた球数で実りを求めた結果、多くの副産物も得た。

 サインは捕手任せ。「自分から投げると偏りが出る。そりゃないだろという攻め方もあるけど、固定観念を捨てて幅が出せる」。右に沈むシンカーはブルペンで「フォークを左打者の外角へ」という指示の中で偶然生まれたもの。直球もそうだ。「シュートの後の直球は吹きあがっちゃう。スライダーの後は脇が硬くなり引っかけやすかったり。カウントも作用するし、ある意味同じ直球じゃない」。その対応もブルペンで学び、試合でも生かしてきた。

 186球を要した11日は、延長12回を投げ切った想定だった。「シーズン中は、次に対戦するチームの選手を想定します」と常に見えざる敵を相手にブルペンでミット音を響かせる。爆弾を抱えたからこその創意工夫が、3年連続2桁勝利の右腕を支えている。

 ▼ヤクルト・阿部ブルペン捕手 きょうは普段決め球にあまり使わないスライダーを、フィニッシュに要求してみました。左右の打者4人ずつを2セット。今のは打たれた、というのを伝えることもあります。受ける捕手によって攻め方が変わるので、本人もいろいろな形が見えてくるんだと思います。

 ▽館山の故障歴 日大時代の02年に右肩を手術。プロ2年目の04年キャンプで右肘じん帯を断裂し、リハビリで1年間登板できず。05年オフに右肘を再手術。復帰は翌年5月にずれ込んだ。その後、08年から本格的に先発転向。08年は勝率8割で最高勝率、09年は16勝で最多勝のタイトルを獲得している。


うーん・・・。なかなか出来る事ではないですよ、これは。
やっている事は実に合理的で、なぜ他の投手はやらないんだと思いたくもなりますが、これって出来そうで出来ない。普段の練習から1球1球に気持ち込めて集中してたら疲れるなんてもんじゃないでしょう。
もちろん、ブルペンで実戦を想定して投げる投手は普通にいるでしょうけど、ここまで徹底している人は恐らくいないでしょう。
それはとりもなおさず館山の野球に対する姿勢の現れであり、これぞプロ!と言いたくなります。
スワローズの右のエースとしてここ数年は抜群の安定感を誇りますが、成績を残している人はちゃんと相応の理由と裏付けがあるのだなあ、と思いました。
最大限の敬意を払いたいです。

This is Professional!!


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コメント

なるほどなあ・・・と思わせる記事ですね。
成瀬なんかもやりますが、状況に対戦打者を想定して、という投げ込みは見たことがありますが、ここまで本格的なのはすごいですね。
インターバルを挟んで延長12回は4時間くらいかかっているかと思いますし、なかなかできないですよね。天晴れです!

投稿: tomten | 2011年2月16日 (水) 07時29分

>tomtenさん
コメントありがとうございます。

ある程度仕上がってきたらブルペンで対戦打者を想定する・・って言うのはそんなに珍しくないと思うのですよね。
でも、ここまでというのはすごいです。
怪我したから、とはいえ、ここまでやる事が出来るという姿勢が成績に繋がっている気がします。

一流選手って言うのは本当にいろいろな所で工夫していて、才能ある選手の固まりであるプロ野球ではその小さな工夫の積み重ねが大きな違いに繋がるのでしょうね。
野球に限らず、全ての事で言えることかな〜と思います。
まさに天晴れです!

投稿: BJ | 2011年2月16日 (水) 22時20分

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