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2011年2月 6日 (日)

球団担当者の苦悩 〜公式戦日程と球団戦略

毎年、発表された公式戦日程を見ては、ああ、この日は都合が悪いなあ〜とか、この対戦は遠征に行こう!とかいろいろ楽しく思いを巡らせるのですが、球団にはいろいろと苦労があるんだろうなあ、とは思っていました。
球団からしたら当然GWとか連休とかは本拠地で試合を組んで欲しいでしょうし、話題のある球団とも条件の良い時に試合を組みたいだろうなあ、と。

そもそも、公式戦日程は「日程編成者会議」により、各球団が希望する主催「地方」試合の期日や各球団の本拠地球場の使用不可日を吸い上げた上で決定されています。
逆の言い方をすると、これ以上は球団の要望は届かない、という事だと思います。
とすれば、球団にとっていわば「与えられた日程」をどう捌き、調理し、お客に提供するかがキモであって、それこそが頭を悩ます所であり腕の見せ所でもあるのでしょうね。
その辺りはファンからするとブラックボックス、知らない世界です。

元千葉ロッテマリーンズ事業部長の荒木重雄さんが、ご自身のブログ中の記事で公式戦日程に対しプロ野球球団の現場がどう対処して行くか、とても興味深い記事を書かれていました(・・私、最近「興味深い」連発してますね)。

荒木重雄さんブログ
「草野球オンライン編集長・荒木重雄の”野球界系”」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kusaon/
「プロ野球の「試合日程」。球団にとっては単なるスケジュールでない理由。」

荒木さんによると、まず最初に年間72試合の主催試合1試合1試合全てに対し過去のデータや対戦チームの状況等を元に集客を予測し、年間トータルの予想集客数を弾き出すそうです。
(記事中では集客予想の具体的な弾き出し方も詳しく書かれています)
通常は、当然「目標集客数」(前年より上回る予想を立てる)と当初計算上の「予想集客数」には差が生じます。
これから後は如何にその乖離を埋めるかが鍵。
それには集客増を狙う試合を選定し、どうプロモーションを仕掛けて行くか、などシーズン開始前はもとよりシーズン中に到るまで担当者の苦労が続く、と。

・・・非常に面白かったです。
これまでも球団のいろいろな「イベント」告知を見て、対戦相手や曜日などとの兼ね合いで「ああ、この試合は集客が厳しそうだから頑張ってるな〜」なんてイヤらしく思うことも多々あったのですが(ヤな奴)、実際裏では球団の方の様々な努力と思惑があるのですね。(・・その狙いがモロ透けな時もありますが・・それに乗ってしまう私もいたりして)
漠然と球団の努力を想像はしても、具体的な方法論は知りませんでした。

荒木氏の記事の中で、特に印象に残った言葉が
「1年365日。
シーズンが始まると毎日のようにゲームを行っているプロ野球。
ただし、チケット収入が得られる本拠地開催の"営業日"はわずか72日という事実。
残りの293日は"定休日"なのです。」
という部分。
ちょっと目からウロコと言いますか・・・72試合って多いと思ってたけど、こう考えると少ないのだな〜と。
違う視点を教わりました。

今でこそ当たり前に行われているいろいろなイベントなどの「ファンサービス」ですが、昔はなーにも無かったんですよね。マリーンズに関して言えば、荒木さんが加入された2005年から劇的にファンサービスは変化を遂げました(もちろんそれまでもファンサービスはありましたし、球団も頑張っていたと思いますが)。
まあ、たまに「どうなんだろ」と思う企画はあったりしますが、それもこれも全ては経営努力。

幕張方面では既に球団の方々が知恵を絞っていらっしゃるのでしょうね。今シーズンも楽しみにしています!

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