« ブログ再開します | トップページ | マリーンズの1軍枠争いを勝手に考えてみた。 »

2011年1月27日 (木)

いまさらながら・・・2010年のマリーンズを振り返って

さて、キャンプインも間近となり、今はもう今季へ向けての楽しみしかないのですが、ブログ的にはいちおう去年を振り返らない事には今季も始まらない・・・ので、かなり今更感漂いますが2010年シーズンを振り返ってみたいと思います。

思えば2009年は最悪のシーズンでした。チーム、選手、ファン、全てがバラバラ。選手達のプレーにも覇気がなく、観ていて「なぜこんなチームを応援しなくてはならないのだろう」とまで思いました。思い出したくもないシーズンでした。

そして迎えた2010年。「チーム改革の年」とフロントが言う割に監督は紆余曲折した挙句内部昇格だったり、応援団とMVPは一掃され新応援団となったり、どうにも2010年のマリーンズがどうなるのか分からず、どんな試合を観せてくれるのか、どんな雰囲気なのか、どんな野球をやるのか?と不安いっぱい。順位予想も良い方悪い方どっちに転ぶか個人的には全く予測がつかず、果たしてどうなるのか・・との危惧を抱えたままシーズンは始まりました。
しかし、そんな私の不安を打ち破ってくれる選手が突如として現れたのです。

それは一人のルーキーでした。
2009年ドラフト1位、荻野貴司。
私は社会人野球はほとんど守備範囲外で、恥ずかしい話ですが荻野貴司の事も全く知りませんでした。

衝撃でした。
なによりそのスピード!荻野貴司が走ると、塁間が短く感じるんですよね。印象は小坂のデビュー時とはまた違った感覚でした。いろんな評論家が異口同音に皆が皆「びっくりするほど速い」と表現しているのを何度聞いたことか。
一方、右に左に快打を飛ばし、マリンスタジアム初打席ではレフトスタンドに逆転2ランを放ったかと思えばダルビッシュからはいきなり2安打するなど、バットを短く持ちボールを引きつけてコンパクトに「叩く」、本当に高校生や中学生の最高のお手本のようなバッティング。
開幕早々、走攻守にフィールドで躍動する姿にすっかり心を奪われ、ほんとうに、ほんとうに久しぶりにそのプレーを、一挙手一投足を「観たい!」と思わせてくれる選手でした。
極端かも知れませんが、イチローがメジャー球界に登場した時のアメリカでの衝撃はきっとこんな感じだったのだろうと思いました。

もちろんマリーンズの躍進は荻野一人のおかげではありませんが、ドラフトで菊池雄星投手を直前に回避してまで獲りにいき、開幕スタメン2番に起用した西村監督。
「西村野球の方向性」がこの起用にはっきり見え、言わば「2010年マリーンズ野球の象徴」が荻野貴司だったと言っても良いかと思います。

「打」ではこれまでとまるで別人のような西岡がチームを引っ張り、新戦力キム・テギュン始め固定化されたレギュラー陣に波はあったものの、荻野の怪我は残念でしたが結果として清田、岡田、南の台頭にも繋がり「つなぐ打線」が復活。「投」では少しずつエースの階段を登っていった成瀬を先頭に投手陣も一致団結し、投打でチームスローガンの「和」を体現したチームはそのまま日本シリーズ優勝へと突っ走ったのでした。
チームを引っ張った西岡は特筆ものの活躍でした。今までのプレーに「もっと出来る筈なのに・・」と歯がゆさを感じていたのですが、野球に真摯に向き合う姿勢が本当に嬉しかった。

「和」と言えば、こう言ってはナンですが「非・主役の選手達」の活躍も忘れられません。
入団時は良くわからん存在だったマーフィーの実質エースと言って良い働き。個人的には疑問だった薮田、秋親の入団と活躍。ホークスでいつの間にか輝きを失っていた的場直樹の存在感。このような選手たちの活躍にはまさに「チーム全員野球」という息吹が感じられました。
シコースキーの放出を筆頭に編成の手腕と方法に疑問を抱いていた私でしたが、去年は「編成の勝利」でもありました。

個人的にはあくまでも「リーグ優勝」して欲しいという願いはあり、ポストシーズンゲームはあくまでも「おまけ」と捉えていましたが、ポストシーズンゲームでの戦いは「オマケ」と言うにはあまりにも勿体無い、何よりも嬉しい「プレゼント」でした。

そんなこんなで終わってみれば当初の不安などすっかり忘れてしまっていた2010年のマリーンズ。
パ他球団の補強は盛りだくさんですが、2011年のマリーンズにも大いに期待したいですね!


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへランキング参加しています。

人気ブログランキング

|

« ブログ再開します | トップページ | マリーンズの1軍枠争いを勝手に考えてみた。 »

コメント

たくさんあげるとキリがないので
投手、野手1人ずつげると

僕も荻野貴司選手は本当に衝撃を受けました!
西村監督のやりたい野球の象徴が彼だったのかなと

バッティング、走塁、守備あとは状況判断
全てにおいて期待を上回るくらいの活躍
怪我するまで本当に凄かったです。

今は本当にショート、大丈夫かと心配ですが

投手ではマーフィーですかね。
彼がもっと勝って欲しかった投手の分まで
勝ってくれて助けてもらいました。

編成もシコースキーの放出は今でも・・・
もうそれはいいとして
シーズン途中に吉見投手やペン投手を獲得するなど
的確な補強をしてくれました。

そして2011年、難しいこととは分かっていても
今年こそはリーグ優勝
QVCマリンフィールドでの胴上げ
これを実現してもらいたいそんな思いです。

投稿: マットゥン | 2011年1月28日 (金) 19時37分

>マットゥンさん
コメントありがとうございます。

荻野貴司の怪我は本当に残念でした。フルシーズンでは成績が落ちた可能性ももちろんあったのですが、シーズン通して観てみたかったですね。でも怪我がなければ清田、岡田の台頭(南もレギュラー目前まで行きましたし)は無かったと考えると・・・。

そうそう・・・編成は吉見やペンの獲得も見事にハマりましたね!去年は編成の実力を感じさせられました。ナマイキな言いようですが見直しましたよ。

他球団の積極補強を尻目に殆ど動かなかったマリーンズ。2011年、どうなるのか楽しみです!

投稿: BJ | 2011年1月29日 (土) 01時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1347584/38635118

この記事へのトラックバック一覧です: いまさらながら・・・2010年のマリーンズを振り返って:

« ブログ再開します | トップページ | マリーンズの1軍枠争いを勝手に考えてみた。 »